ここではORACLEデータベースのバックグラウンドプロセスとは何か紹介しています。
起動中のプロセスを確認する方法は↓で紹介していますので参考にしてください。
>>【ORACLE】起動中のプロセスを確認するSQL
バックグラウンドプロセスとは
ORACLEデータベースのインスタンスは、メモリ領域であるSGAとバックグラウンドプロセスから成ります。
バックグラウンドプロセスはいくつか存在し、それぞれが定められた役割をもち実行していきます。
主なバックグラウンドプロセス
名前 | 読み方 | 役割 |
DBWn | データベース・ライター | データベースの更新内容をデータファイルに書き込みます。 |
LGWR | ログ・ライター | データベースの更新情報をREDOログファイルに書き込みます |
CKPT | チェックポイント | チェックポイントが発生したとき、DBWnに書き込み指示を出します。 |
PMON | プロセス・モニター | プロセスやロックの監視を行います。 |
SMON | システム・モニター | データベースの整合性チェックを行います。 |
ARCH | アーカイバー | アーカイブログモードに設定している場合に有効で、アーカイブログを出力します。 |
RECO | リカバラ | 分散データベース設定の場合にリカバリを実行します。 |