【ORACLE】DBサーバのメモリを増やした方がいい理由


ここではORACLEデータベースのSQLチューニングをするよりも、メモリ増設をした方がいいのでは?と疑問に思ったことを紹介しています。

SQLが遅くなる原因やチューニング方法については↓で紹介していますので参考にしてください。
>>SQLが突然遅くなる原因と対応方法
>>【SQL】SELECT文のチューニング方法まとめ

DBサーバのメモリを増やした方がいい理由

オンラインレスポンスを簡単に向上させる方法があります。まずオンラインレスポンスが遅くなる原因ですが大抵の場合は、データベースアクセスに時間がかかることです。

データベースのアクセスに時間がかかるのはデータが格納されてあるDISK媒体からデータを読み込むからです。データベースのアクセス時間を短くするためにはDISK媒体からデータを読み込むことを出来る限りやめることが重要です。

  解決方法は簡単です。データベースサーバーのメモリを拡張させキャッシュメモリ(SGA)に割り当ててください。それだけです。そしてシステムオープン前にキャッシュメモリ上にデータを載せるようにデータをSELECTする処理を作ってください。更に性能は向上します。

性能が悪いと問題になっているデータベースでは色々な問題がありますがその一つにメモリサイズが適正でないことがあります。

最近、高速なデータベースと呼ばれるものは100GBとか200GBのメモリを積んでいます。またはフラッシュ対応しているものや全てインメモリ化しているものです。データアクセスを高速化するには、相応の投資が必要です。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

SQLのチューニング方法は↓で紹介していますので参考にしてください。
>>SELECT文のSQLチューニング方法まとめ