ここではORACLEデータベースでSQLがハードパース(HARD PARSE)された回数を確認する方法を紹介します。
ハードパースの基礎的な内容や削減する方法は↓で紹介していますのでぜひ参考にしてください。
>>【ORACLE】ハードパースとは
>>【SQL】ハードパースを削減する方法
ハードパースされた回数を確認するSQL
下記SQLを実行すると表示される項目からハードパースの回数が分かります。
select
a.name
,a.value
from
v$sysstat a
where
a.name like '%parse count%';
列の意味は次の通りです。
・parse count(total)
ソフトパース、ハードパース両方の解析処理の合計値
・parse count(hard)
ハードパース処理の回数
・parse count(failures)
解析処理に失敗した回数
最後に
ハードパースされた回数はv$sysstatで確認できます。
SQLが解析されると実行計画が作成されます。
実行計画については↓で詳しく解説していますので参考にしてください。
>>【ORACLE】オプティマイザと実行計画について