【SQL】トリムで空白(スペース)を削除する方法


本記事では、ORACLEデータベースのSQLで、トリムを使って空白(スペース)を削除する方法をサンプルを交えて詳しく解説をしております。

SELECT文のサンプルは↓で多数紹介していますので参考にしてください。
>>【SQL】SELECT文の書き方:サンプル多数あり

トリムで空白(スペース)を削除する方法

トリムとはTRIM関数のことで、列の値の前後、左端と右端にある空白(スペース)を削除するときはこのTRIM関数を使います。

使い方は簡単で、「TRIM(列名)」とSELECT句で指定することで、指定したカラムの前後にある半角スペースを削除します。

次のSQLでは、COL1列の値の前後にある半角スペースが削除されます。

SELECT TRIM(col1) FROM tab1;

TRIM関数では全角スペースは削除されません

注意点ですが、TRIM関数では半角スペースは削除されますが、全角スペースは削除されません。

全角スペースを削除したい場合には、別の方法を試してください。例えば、REPLACE関数を使う方法があります。

次のSQLのように、REPLACEで全角スペースを空文字に変換し、実質的に削除することが出来ます。※もっと良い変換の方法があったような気もしますが。。

SELECT TRIM(col1,' ','') FROM tab1;

まとめ

トリムとはTRIM関数のことで、列の値の前後にある空白(半角スペース)を削除することが出来ます。

TRIM関数は全角空白の削除はできないので、REPLACEなど他の関数を駆使する必要があります。

この他にも、SELECT文には様々な機能や使い方があります。
詳しくは「【SQL】SELECT文の書き方:サンプル多数あり」で解説していますのでぜひ参考にしてください。