INSERT文のSQLチューニング方法

今回はSQLの1つ、INSERT文のチューニング方法を紹介します。

INSERT文をチューニングする方法はある程度限られているかなと思います。
いくつか代表的なものを紹介します。

ダイレクト・パス・インサート

聞きなれている方も多いと思います。
バッファキャッシュを経由せずにテーブルに直接書き込む方法です。
ORACLEでINSERT文を発行すると、通常は一旦メモリ、つまりSGAの中のバッファキャッシュ上に一旦吐き出されます。
その後、実際にデータがテーブルに登録されます。

しかし、ダイレクト・パス・インサートを行うことで、バッファキャッシュを経由せずに直接書き込めます。
なので通常のINSERTよりも格段に速くなります。

INSERT /*+ APPEND*/ INTO TABLE_A SELECT ~みたいにヒントを追加することで実装できます。
※VALUESを使う場合は、INSERT /*+ APPEND_VALUES*/ INTO SELECT ~

しかし、制約もあります。
一番は、INSERT先のテーブルをロックしてしまうことです。
並走できなくなるので要注意してください。

nologging

INSERT INTO nologging TABLE_A SELECT~とすることで、REDOログ(更新ログ)を書き出さなくなります。
これもだいぶ速くなります。

更新ログによるデータ復元などできなくなるので要注意。

パラレル実行

最近はデータベースもハイスペックです。
リソースに余裕があるのであれば、ぜひ活用してください。
セッション単位にパラレルするか、SQLにヒントパラレル記述することが出来ます。
DML文でもパラレル実行出来ます。

・セッション単位
ALTER SESSION FORCE PARALLEL DML PARALLEL 4 ;

・ヒント
INSERT /*+ PRALLEL(4) ENABLE_PARALLEL_DML*/ INTO TABLE_A SELECT ~

INSERT先のテーブルのパラレル化

パラレル実行との相性は良いと思います。
使っていくと結構便利です。

SELECT文のチューニング

INSERT INTO SELECT ~のような場合、INSERT自体の速度だけでなく、もちろんSELECT文もきちんとチューニングしておきましょう。
SELECT文が遅くて処理が終わらないというケースを結構見かけます。

SELECT文のSQLチューニング方法まとめ